先ほど用意したUSBメモリを、インストールしたいPCに差し込んで電源を入れます。
この時、Windowsが起動する前に、BIOSセットアップ画面というものを起動しなくてはなりません。
ちなみに、この部分はメーカーごとに異なります。
NECですと「F2」キーが多いですし、それ以外ですと、「F11」や「F12」キー、「Delete」キーのこともありますし、「Esc」キーのこともあります。
私の今回セットアップしたマシンでは、ボリュームの下げるボタンが正解でした。
インターネットで調べるか、メーカーに問い合わせてください。起動時に一瞬だけ見える英語が理解できる人であれば、画面を見れば分かるはずです。
で、このBIOSセットアップ画面ですが、これもメーカーによって異なります。
上の画面例ですと、「ブートメニュー」というところを選択して、USBを指定するのが正解でした。
別のノートPCですと、「起動の順番」という項目でUSBを前にもってくるものもありました。
この部分も、メーカーによって異なりますので、あらかじめ調べておくことをお勧めします。
で、無事に起動しますと、以下のような画面になります。
この英語を見て、話が違うと思ったあなた! 安心してください。左の箱を下にスクロールしていきますと、「日本語」という項目が出てきます。ここさえクリックすれば、後は全部日本語になります。
「Ubuntuをインストール」ボタンを押してください。
次の画面では、そのまま「Japanese」を両方選択すれば大丈夫です。
次の画面は、Wi-Fi接続の時にだけ必要な作業です。
「このネットワークに接続する」を選択し、その下に出ている一覧表の中から、自分の無線LANルーターを選択してください。おそらく、ルーターのところにシールが貼ってあって、SSIDと書かれているものがそれです。
「接続」を押すと、暗号化キーの入力を求められますが、これもシールに書いてあるはずです。
そのまま次の画面に移ります。
ここだけちょっと注意が必要で、一番下のチェックボックス、「グラフィックスとWi-Fiハードウェアと~」にチェックを忘れないように入れます。
これをやっておかないと、後から設定することになり、ちょっとめんどうになります。
そのまま「続ける」を押して、次の画面に移ります。
そのまま「インストール」ボタンを押すと、インストールが開始されます。
これを押しちゃうと、今あるハードディスクやSSDの内容は全部消えますので、深呼吸をして、覚悟を決めてからボタンを押してくださいね。
この画面では、デフォルトで東京が選択されているはずですので、そのまま「続ける」ボタンを押します。
この画面は、各人で好きなように入れてもらって構いません。その後、「続ける」ボタンを押します。
これでインストール作業は終わりです。お疲れさまです。この後、インストールが終了しますが、この時点ではUSBメモリを抜いてはいけません。
インストーラーが中断してしまいます。
しばらく待って、以下の画面が出てきたら、あらためてUSBメモリを抜いて、「Enter」キーを押してください。
写真を撮影している私の姿が映りこんでいますが、気にしないでいてくれると、とても助かります。
これでインストール作業は終わりです。お疲れさまです。
なお、インストール直後の1回だけ、再びBIOSセットアップ画面を呼び出し、インストールしたHDDやSSDを指定してブートしなくてはならない場合もあります。
これはマシンによって異なりますので、起動画面がループする状態になりましたら、試してみてください。
続けて、初期設定作業に移ります。