Server

22. ノートPC用の設定

 この章では、Oracle Linux 8でノートPCをサーバーにした場合の設定を記述しています。

 実は私のサーバーは、そこそこ良い性能のノートPCで作っています。そのため、画面を閉じると休止状態になって、通信ができなくなっていました。それを回避するための設定です。Oracle Linux 8はとても小型軽量なので、この程度のマシンでも、十分にサーバーとして使えます。さすがに、メモリは増設しましたけどね。


 設定ファイルを編集します。

sudo vim /etc/systemd/logind.conf

 20行目辺りにある以下の内容を書き換えます。

 変更前

#HandlePowerKey=poweroff
#HandleSuspendKey=suspend
#HandleHibernateKey=hibernate
#HandleLidSwitch=suspend

 変更後

#HandlePowerKey=poweroff
#HandleSuspendKey=suspend
#HandleHibernateKey=hibernate
#HandleLidSwitch=suspend
HandlePowerKey=ignore
HandleSuspendKey=ignore
HandleHibernateKey=ignore
HandleLidSwitch=ignore

 上から順に、電源ボタンを押したとき、サスペンドボタンを押したとき、ハイバネートボタンを押したとき、画面を閉じたとき、の設定になります。それぞれの意味は割愛します。

 全て無効化しています。一応サーバーですから、例えば、おかんが掃除の時に電源スイッチを押しても反応しないようにしています。